NPO法人ルカ子ども発達支援ルーム・児童発達支援事業所「そらのとり」

NPO法人ルカ子ども発達支援ルーム・児童発達支援事業所「そらのとり」のブログです

「そらのとり」の1ヶ月

児童発達支援事業所「そらのとり」開設して1ヶ月が経過しました。

 

この事業所は、たくさんの仲間たちの思いが集まって、スタートした事業所です。

私たちは、ひとりひとりの子どもたち、そして、育てる家族の「個性」と「生活」を大切にしながら、希望と安心感を提供できるような発達支援を目指しています。

 

発達障害は「早期介入」が大切といわれます。しかし、「早く何かをしなきゃ」と焦ることは、あまりよい結果を産まないことがあります。

 

だから考えました「頑張らない早期療育」が必要ではないか、と。

発達を改善させるためには、正しい知識と理論に基づいた介入が必要です。でも、難しく考えすぎると、煮詰まって苦しくなってしまうことがあります。

 

「そらのとり」に集まってくれたスタッフたちはみんな、手作りマインドがあふれる「やさしいお母さん」のようなスタッフたちでした。そして、困りごとを抱えた子どもたちの問題に、一緒に真剣に心配しながら向き合ってくれています。

 

この「手作りマインド」と、発達支援についての「専門性」を融合させた、両者を兼ね合わせた事業所に育って行くことが私達の目標です。私たちの活動はまだ始まったばかり、試行錯誤の連続ですが、引き続き、暖かく見守っていだければと思っています。

 

余談ですが、明日、半田市のつくし学園の主催の講演をしてきます。タイトルは「発達障がいとアタッチメント 〜求められる支援とは〜」。オンラインで、100名ほどの支援者たちにお話させて頂く予定です。内容は「教えて専門医」のコーナーにしばらくアップしておくので、よろしければ見てくださいね。